待機電力を減らす。スマートプラグの自動オフ設定と切らない家電(賃貸OK)
夜や外出中に使わない家電を、スマートプラグで自動オフにして待機電力を減らす方法です。予算は2,000円、設定は1台数分で終わります。

写真: Shixart1985 / CC BY 2.0(Wikimedia Commons、縮小・トリミングして使用)
- この記事でできること
- 夜間に使わない家電を自動で切る
- 住まい
- 賃貸OK工事・穴あけなし。原状回復できる
- 必要なもの
- スマートプラグ、スマホ、2.4GHz の Wi-Fi
- 費用の目安
- 1,600円この記事の機器のメーカー公式ストア価格(税込、1台あたり)。2026.10.03確認
この記事には広告(楽天アフィリエイト・Amazonアソシエイト)のリンクを含みます。Amazonのアソシエイトとして、スマ家は適格販売により収入を得ています。
Tapo P110MTP-Link
つないだ家電の電力の使用状況を確認できるミニスマートプラグ。遠隔操作、スケジュール、自動オフ、おでかけモードに対応し、最大負荷は1500W・15A。Wi-Fiは2.4GHzのみ対応。
メーカー公式ストア価格 1,600円(税込・2026.10.03確認・公式ストア)
MatterAlexaGoogle HomeSiriSmartThings
待機電力とは
待機電力は、家電が使われていないときにも流れている電力です。リモコンの信号を受ける、時計を表示する、といった「待ち」の状態で使われます。
資源エネルギー庁のエネルギー白書では、2012年度の調査にもとづき、家庭の消費電力量の約5%が待機時消費電力とされています。同じ資料では、待機電力は近年減る傾向にあるとも説明されています。数字は古く、今の家庭にそのまま当てはまるとは限りません。
そのため、全部の家電を切るより、待機電力が大きく、夜や外出中に使わない家電だけを選ぶのが現実的です。
スマートプラグでできること
公式の仕様によると、Tapo P110M には次の機能があります。
- 曜日や時刻を決めた、予約のオン・オフ
- 給電時間を決め、時間がたつと自動で切る「自動オフタイマー」
- 接続した機器の消費電力を、アプリのグラフで確認
- Matter(メーカーが違う機器どうしをつなぐ共通の規格)と、Alexa・Siri・Googleアシスタントでの音声操作
- 最大負荷は1500W。Wi-Fiは2.4GHzのみ対応
消費電力の確認ができるので、待機電力が大きい家電を探す使い方に向いています。ただし、プラグ自体も少し電力を使います。待機電力が小さい家電では、差し替えても効果は小さくなります。
切ってよい家電、切らない家電
| 家電 | 判断 | 理由 |
|---|---|---|
| テレビ周辺機器(ゲーム機を除く) | 切ってよい | 夜間と外出中は使わないため |
| 充電器・USB 給電タップ | 切ってよい | 充電が終わった後も通電が続くため |
| 扇風機・加湿器 | 機種で判断 | 取扱説明書で、電源を切って再投入したときの動作を確かめる |
| 冷蔵庫・冷凍庫 | 切らない | 食品が傷むため |
| ルーター・見守り機器 | 切らない | 通信や見守りが止まるため |
| レコーダー | 切らない | 録画や更新が止まるため |
| 給湯器・温水洗浄便座 | 切らない | 専用回路や内蔵機能に影響するため |
夜に自動で切る設定の流れ
細かい手順は、メーカーの説明書とアプリの案内で確かめてください。
電気代の計算例
計算例です。前提は、待機電力2W、切る時間が1日8時間、年365日、電力量料金の目安単価31円/kWhです。単価は全国家庭電気製品公正取引協議会の目安で、契約によって変わります。
2W × 8時間 × 365日 ÷ 1000 = 約5.8kWh。5.8kWh × 31円 = 約181円です。
編集部は、1台あたりの節約額は小さいと考えます。待機電力が大きい家電をまとめて切るか、消し忘れ防止も兼ねる使い方で価値が出ます。
予算の考え方
予算2,000円は、Tapo P110M のメーカー公式ストア価格1,600円(税込、2026年10月時点)をもとにした目安です。複数の家電を切りたいときは、電源タップごとスマートプラグにつなぐ方法もありますが、合計1500W以内で、切ってよい家電だけをまとめます。
次にやること
- 家の Wi-Fi が 2.4GHz に対応しているか、ルーターの設定画面か説明書で確かめる
- 切りたい家電の消費電力(W)を、本体のラベルか説明書で調べる
- 夜や外出中に使わない家電を3つ書き出し、冷蔵庫やルーターが入っていないか見直す
- 家電の取扱説明書で、電源を切ったときの動作(録画、時計、設定の保存)を確かめる
出典・参考にした公式情報
掲載内容は執筆時点でメーカーの公式情報を確かめたものです。設定は各メーカーの説明書に従い、電気工事は有資格者に依頼してください。