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スマ家スマホでラクする家づくり

家全体の電気を見える化 持ち家のBルートとHEMS入門

持ち家向け

スマートメーターのBルートを使うと、家全体の電気の使い方をスマホで確かめられます。申し込み先の送配電事業者、コンセントに差すHEMS、太陽光・蓄電池との連携を持ち家向けにまとめました。

写真: Shixart1985 / CC BY 2.0(Wikimedia Commons、縮小・トリミングして使用)

この記事でできること
家全体の電気の使い方をスマホで見える化する
住まい
持ち家向け工事や設置が前提(電気工事は有資格者に依頼)
必要なもの
スマートメーター、Bルートの認証IDとパスワード、HEMS機器、2.4GHzのWi-Fi

スマートメーターと「Bルート」

スマートメーターは、電気の使用量を計って通信で送る電力量計です。そのデータを家の中の機器へ送る経路を Bルート と呼びます。東京電力パワーグリッドの案内では、Bルートサービスはスマートメーターで計ったデータを HEMS 機器へ送るサービスで、30分ごとの使用量や、いま使っている電流値などを把握できます。データの送信に費用はかからず、受け取る HEMS 機器は利用者が用意します。

HEMS(ヘムス、Home Energy Management System)は、家の電気の使い方を見える化し、設備を制御する仕組みです。HEMS と設備の間の共通の約束として、日本では ECHONET Lite(エコーネットライト)という通信規格が使われています。エコーネットコンソーシアムによると、経済産業省は2012年に ECHONET Lite を HEMS の標準インターフェースとして推奨しました。

申し込み先は「送配電事業者」

Bルートの申し込みは、電気を売る小売電気事業者ではなく、地域の電線やメーターを管理する一般送配電事業者に出します。東京電力パワーグリッドでの流れは次のとおりです。

申し込めるのは、その送配電事業者の区域で低圧の電気を契約していて、スマートメーターを設置できる人です。スマートメーターと HEMS 機器が離れているなど、電波の状況によっては使えない場合があります。 引っ越すときは利用終了の手続きが要ります。ほかの地域は手続きが異なるため、各地域の送配電事業者の案内を見てください。細かい手順は各社の説明書で確かめてください。

コンセントに差すだけの HEMS

Nature の Nature Remo E2 lite は、公式ショップによると、家全体の電力消費量をリアルタイムにスマホで確かめ、日・週・月・年のグラフで比べられます。電力会社と料金プランを設定すると電気料金の概算も表示され、太陽光発電の売電量も確かめられます。配線工事は要らず、コンセントに差して設置します。Wi-Fi は 2.4GHz のみ対応です。Bルートの ID・パスワードの発行には1〜2週間ほどかかると案内されています。

センサー持ち家向け

Nature Remo E2 liteNature

スマートメーターのBルートにつなぎ、家全体の電力消費量をスマホでリアルタイムに確認できる機器。電気料金の概算や太陽光の売電量も確認でき、コンセントに差して設置します(Wi-Fiは2.4GHzのみ)。

Alexa

太陽光・蓄電池がある家は

太陽光発電や蓄電池、V2H(電気自動車と家の間で電気をやりとりする設備)、エコキュートがある家では、発電量や充放電の状態も一緒に見られると管理しやすくなります。

Nature Remo E2 は、公式ショップによると、スマートメーターに加えて太陽光発電、蓄電池、V2H、エコキュートと連携し、電気の流れをリアルタイムに確かめ、スマホから複数の設備を操作できます。ECHONET Lite 対応の機器であればメーカーを問わず接続できるとされ、対応する ECHONET Lite の版(太陽光発電・蓄電池は H 以降など)が示されています。本体はコンセントに差して使います。

ハブ持ち家向け

Nature Remo E2Nature

スマートメーターに加え、ECHONET Lite対応の太陽光発電・蓄電池・V2H・エコキュートと連携し、電気の流れの確認と設備の操作をスマホでできる機器。コンセントに差して設置します(Wi-Fiは2.4GHzのみ)。

住宅設備のメーカーが出す HEMS もあります。パナソニックの AiSEG3(アイセグスリー)は、公式サイトによると、発電量や消費電力を AI で予測して、太陽光発電・蓄電池・電気自動車・エコキュートなどを制御する HEMS で、スマートメーターとも連携します。施工業者が設置・設定する前提の機器です。

項目Nature Remo E2 liteNature Remo E2AiSEG3
主な役割家全体の電気の見える化見える化と設備の操作見える化と設備の制御
太陽光・蓄電池売電量の確認太陽光・蓄電池・V2H・エコキュートと連携太陽光・蓄電池・電気自動車・エコキュートと連携
設置コンセントに差すコンセントに差す施工業者が設置

次にやること

  • 住んでいる地域の一般送配電事業者のサイトで、Bルートの申し込み方法を見る。
  • スマートメーターの位置と、HEMS 機器を置く部屋のコンセントの距離を確かめる。
  • 太陽光発電・蓄電池がある人は、パワーコンディショナや蓄電池の型番を控え、HEMS メーカーの対応機器一覧と照らし合わせる。

出典・参考にした公式情報

  1. 東京電力パワーグリッド 電力メーター情報発信サービス(Bルートサービス)
  2. Nature Remo E2 lite 製品ページ(Nature公式ショップ)
  3. Nature Remo E2 製品ページ(Nature公式ショップ)
  4. エコーネットコンソーシアム ECHONET Liteについて
  5. パナソニック AiSEG3(HEMS)
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掲載内容は執筆時点でメーカーの公式情報を確かめたものです。設定は各メーカーの説明書に従い、電気工事は有資格者に依頼してください。

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